研究テーマ

臨床研究

 

白内障術後に生じる屈折誤差の研究

 
これまで、白内障手術は合併症なく手術を終え、術後に良好な矯正視力が得られることが求められていました。しかし、最近ではトーリック眼内レンズや多焦点眼内レンズなど様々な機能を付加した眼内レンズが登場しました。それに伴い、白内障術後により質も重視した視力が求められています。白内障術後に生じる屈折誤差は、白内障術後の視機能において質が低下する原因となります。私たちは、白内障術後に生じる屈折誤差を出来るだけ減らすために、屈折誤差が生じる要因などについて研究しています。

1.上田哲生, 櫻井寿也, 原嘉昭, 魚里博, 西信元嗣 : IOL移植眼の術後眼軸長測定は屈折矯正精度を高めるか. 眼科臨床医報 : 94 ; 363-366, 2000
2.上田哲生, 名和良晃, 原嘉昭, 飯田英史, 魚里博:前房深度予測と光線追跡法による術後屈折誤差の検討. あたらしい眼科 : 18 ; 1533-1536, 2001
3.Ueda T, Ikeda H, Ota T, Hara Y.:Relationship between postoperative refractive outcomes and cataract density: multiple regression analysis. Journal of Cataract and Refractive Surgery : 36 ; 806-809, 2010
 
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