研究テーマ

臨床研究

 

加齢黄斑変性の遺伝子研究

 
高齢人口が増加するなか加齢黄斑変性患者が急増しており、欧米では成人失明の第1位になっています。加齢黄斑変性発症に影響を与える要因として近年遺伝子多型との相関が示唆されています。その中でも、complement factor H(CFH)遺伝子多型、またARMS2(age-related maculopathy susceptibility gene 2) 遺伝子多型、PEDF(pigment epithelium-derived factor)遺伝子多型が重要視されており、遺伝子多型と治療の反応性が関係していることが示唆されています。私たちは、本学輸血部と共同で加齢黄斑変性患者の遺伝子多型と病型、治療への反応性を調べています。今後、遺伝子多型と病型、病態、また治療の反応性が明らかになれば、個々の患者に適切な個別化医療が可能となり、患者の治療に大きく貢献できます。
 
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